おはこんハロチャオ!
レギュレーションFももうすぐ終わりのため、来月からのレギュレーションGに向けて強そうなポケモンと並びについて考えていきます。
長い前置きは置いておき、早速本題に入っていきます。
経緯
まずは今作の伝説ポケモンでありながら、まだあまり強さを知られていないであろうテラパゴスを使ってみたいという一心から考えました。
テラパゴス
特性:テラスシェル/ゼロフォーミング
テラスタイプ:ステラ(固定)
性格:図太い
努力値:H172 B172 C4 D4 S156
持物:食べ残し
技:身代わり 守る テラクラスター 吠える
解説
まずはこのポケモンの性能自体も詳しく知らないという方もいらっしゃるかもしれないので、固有の性能について簡単に書いておきますね。
まず、ノーマルフォルム、テラスフォルム、ステラフォルムと3種類の姿を持ちますが、ノーマルフォルムについてはバトルに全く影響しません。場に出た瞬間テラスフォルムへフォルムチェンジするので、ノーマルフォルムの性能は頭に入れておく必要がないです。
次に、テラスフォルムの時の特性であるテラスシェルは、基本的にカイリューなどのマルチスケイルの上位互換のようなものです。HP満タンの時に受ける攻撃を『いまひとつ』で受けることができるため、殆どの攻撃を半減で受けるとこができます。
マルチスケイルよりも優れている点は、弱点である格闘タイプの攻撃を受けた時も『いまひとつ』となるため、実質本来受けるダメージの1/4まで抑えることができることです。
テラスタイプはステラで固定されており、テラスタルするとステラフォルムへとフォルムチェンジし、HACの種族値が上昇します。この時、H種族値が95→160へと上昇するため、テラスタルするとHPが65回復することになります。
専用技であるテラクラスターはPPが少ない代わりに威力が高くなったテラバーストです。また、ステラ時に打つことでACダウンするという効果もありませんので、遠慮なくガンガン打つことができます。
そして、これはテラパゴスの固有性能ですが、本来ステラの場合、1つのタイプの技1回まで威力が上昇するという効果ですが、テラパゴスのみ何度でも威力が上昇します。
ここがテラパゴスの最大の魅力と言っても過言ではないでしょう。
今回の型について説明します。
今回はクエスパトラからの加速バトン前提で考えてます。
まずは3加速時に最速ブーエナカミを抜けてかつ、S関係を分かりやすくするために無振りのクエスパトラと実数値が同じようにSに振っております。
次に今回は残飯を持っているので、ステラフォルムになった際に16n+1になるようにHへ振り分けます。
残りは少しでも固くなるようにB
配分効率を少しでも上げられるように5点振り
一応、Sはあと1下げても最速ブーエナカミを抜くことができるので、努力値8分防御へ振っても良いかもしれません。
今回はテラスフォルム時のテラスシェルを有効に生かすにはどうしたら良いかという観点から、1発はほぼ確実に耐えられることを期待しバトン先として採用とし、かつステラフォルム時にもっとも上昇するH種族値を生かせるように耐久型としております。
ただ、攻撃手段としてテラクラスターしかないので、PPが8と不安しかありません。
そこで、今回は吠えるを採用しています。とは言え、技スぺ的にステロも採用するのは難しいと判断したため、前提としてステロを事前に撒いておいてから、クエスパトラからバトンするというギミック系の構築前提となります。
どうしても自身でステロを撒きたいなら、守るあたりと交換になるでしょうか。
また、どうせバトンするなら色々能力上昇させられるとお得なので、クエスパトラに瞑想を覚えさせたり、アッキの実を持たせておくことによってBCDも上昇させられるとより固くなって強そうです。
なので、今回は最低でもC+1 D+1 S+3をバトンできて、良ければ更にB+1もバトンできる前提で型を考えております。
※クエスパトラの動きとしては守る→瞑想→守る→バトンタッチを想定
上記のようにBDSが上昇した状態のテラパゴスを降臨することができれば、本当に大分固いです。
動きとしては、基本的には身代わりを張ってテラクラスター、HP管理のための守る、相手が積んでこようとしてきた際や、そもそものテラクラスターのPP節約のため吠えるという感じになります。
吠えるで積みポケモンも吹き飛ばせるため、そういった点でも役に立ちます。
タイトルにしているキラスパゴスは『キラ』フロル、クエ『スパ』トラ、テラパ『ゴス』ということで、今回はステロ要員としてキラフロルを選択しております。
どうせステロを撒いて、吠えるも主体とするのであれば、毒菱や撒き菱も撒いてしまおうという算段です。ここは正直撒ければ誰でも大丈夫ですが、普通に1番強いんじゃないかなと個人的には考えてます。
襷フロルでステロや毒菱などを撒けるだけ撒いて、クエスパトラで守る→瞑想→守る→バトンタッチで加速バトンをし、テラパゴスで全抜きするという感じです。
ただ、吠えるなどを覚えているポケモンや、毒々などを打ってくるポケモンにはそこまで強くないのと、性能的にコライドンやザシアンには弱いので、残りの3匹ではこれらのポケモンにも対抗できるもう1つの選出パターンを仕込んでおいた方が良いでしょう。
私の場合はザシアン対策としてどうしても剣盾の記憶が蘇りヌオーと、コライドン対策としてクレセリア、伝説1匹環境では何かと役に立つメタモンで組んでましたが、やっぱり伝説環境だと受けきろうとするのは色々と難しいですね。そうとは分かっていてもなんとか受けきろうと考えるのが私です。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
レギュレーションGからは恐らくコライドンで溢れていると思うので、どこまでこのテラパゴスがやれるか見ものですね。
とは言え、伝説ポケモンが使える1シーズン目は色々な伝説ポケモンを使おうとするトレーナーが多いと思うので、ある程度は伝説ポケモンの使用率もバラけるはずです。
この月だけでも輝けると私的には嬉しいです。